そばの種まき

 そばの種まきを9月3日に行いました。天気は曇りで、それほど熱くない中での作業でした。参加してくださった親子はそばの実を見るのが初めてだったそうです。どうやって蕎麦ができるのか興味津々でした。

意外に難しいばら蒔き

 そばの種は広めの畝にバラ蒔きしました。私でも均等にバラバラに蒔くことは難しかったので、子どもたちにとっても難しかったと思います。小さな手で種を鷲掴み、投げていく姿が可愛かったです。最後まで楽しんでくれているようでよかったです。

 蒔いてくれたそばは、9月7日には発芽し、今現在、畑いっぱいに白い花が咲いています。

あれからあずきは

 小豆は9月の下旬より収穫ができるようになりました。「もうできたん?」「早いなあ」と地域の方々に言われる機会が多いです。日照時間が長い土地だから、肥料をやっていないから、など早くできた理由はいろいろありそうです。

生小豆ごはんがおいしい!

 採れたあずきは小粒ですが、生小豆ごはんにしていただくとしっかりとあずきの味がしていて嬉しかったです。生小豆ごはんのことは最近まで知らなかったのですが、地域の方が「生小豆ごはんおいしいよ」とレシピも教えてくれました。その後も小豆の話題が出たときに、「生小豆ごはんおいしいらしいですね」というと「ここら辺の人は生小豆ごはんを食べるために小豆を作ってるよ」と言われました。そういわれて地域の畑を見ていると確かに小豆を育てている人は多い気がします。

 生小豆は通常の乾燥小豆になる前の黄色っぽいさやのものを収穫します。中の実はピンク色をしていてかわいいです。市場にたくさんは出回らないので、今まで見たことも食べたこともありませんでした。この地に来て知ることができてよかったと思います。

 まだまだ知らないことがたくさんある佐濃のこと、京丹後市のこと。これからもこの地での暮らしを楽しみたいです。