紙でお皿を作っている方がいるとお聞きし、安達さんのもとへ行ってきました。

広告を折ってお皿をつくります

安達さんは広告でお皿を作られています。広告を折って六角形を作り、立体的にすると星の形ができあがるというこのお皿。折り方が複雑で一回作っただけでは、覚えられませんでした。一回一回丁寧にきちっと折らないとだんだんズレが生じてきます。安達さんに教えてもらいながらなんとかお皿の形になったところで、好きな色紙を貼れば完成です。

地域の行事に彩りを

お菓子をちょっと入れるのに丁度よいサイズで、地域の行事などで使われることもあるそうです。さまざまな色紙が貼られているので、彩りも豊かで、目にも楽しそうだと思いました。

「ただ捨てるのはもったいないしね。」

「箱でも何でも捨てずにとっておくの。

安達さんは「手を動かすことが好きで、時間があればいっぱい作ってしまう」と笑顔で話されました。紙をただ捨てるのではなく、もう一度使えるよう工夫する知恵は素晴らしく、そしてサステナブルだと思います。日本の伝統文化である折り紙や、もったいない精神に触れることができた日でした。